便利屋の費用相場や依頼の流れ
近年、便利屋が急増しています。便利屋は細かい雑用から肉体労働、専門的な分野まで幅広く仕事を引き受けてくれるため個人、法人問わず多くの方に利用されています。こちらのページでは、便利屋の具体的な活動内容や依頼の仕方等について詳しく解説していきます。
- 便利屋とは
- 便利屋はどんな時に利用されている?
- 便利屋に頼める事は?
- 便利屋に頼めない事は?
- 便利屋の費用相場、費用例
- 費用相場
- 同じ作業でも業者によって異なる場合もあります
- サービスごとの料金例
- 支払い方法
- 便利屋を利用する際の流れ
- 便利屋に仕事を依頼(電話やメールから)
- 作業当日
- 作業終了 ~ アフターケア
便利屋とは?
便利屋とは、簡単に言えば「依頼を受け用事を代行する」業者さんのことです。
依頼される内容は、引越し手伝い、清掃、解体、チケット取り、犬の散歩などさまざまです。
便利屋はどんな時に利用される?
多くの方は下記の3つの場面で便利屋に依頼します。
依頼者が便利屋を利用するタイミング
- 予算を抑えたい時
- 専門家に頼むまでもない時(どの業者に頼んで良いか分からない時)
- 急に人手が足りなくなった時
1. 予算を抑えたい時
便利屋は短時間のプランが存在し、予算に応じて対応してくれることが多いです。
そのため、専門業者より低予算で解決することがあります。
依頼者の希望に応じたプランの柔軟性は幅広い業務を担当する便利屋ならではの魅力です。
2. 専門家に頼むまでもない時(どの業者に頼んで良いか分からない時)
簡単な掃除や庭の手入れなど、専門業者に依頼するまでもない時などは特に多く利用されます。
また、何かの代行など、どこに頼んでいいか分からない時にも便利屋は利用されます。
引っ越しや解体など、複数の業者に頼みたい時にも便利屋ならば全て請け負ってくれる可能性が高く、依頼者側の手間も省けます。
3. 急に人手が足りなくなった時
急に何かのトラブルで人員が必要になった時にも利用されます。
派遣会社などで手続きに時間が掛かってしまい時間や期限に間に合わないという場合にも対応してもらえます。
男性スタッフのみや女性スタッフも来てほしいなど、依頼者の要望を聞いてくれやすいのも便利屋の強みです。
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便利屋に頼める事は?
便利屋の仕事内容は多岐に渡り依頼者の数だけあるといっても過言ではありません。掃除や手伝いはもちろん、依頼者の代わりとなってチケットを買ってきたり作業を行う代行業務を勤めることもあります。
【便利屋に頼めることの例】
軽作業
掃除、 ゴミ捨て、草むしり、庭の手入れ、 各種代行(生活支援、人員補充)
専門作業・重作業
家屋の修理・修復、 日曜大工(DIY)、 水周りチェック・補修、 害虫駆除、 エアコン等機器類のメンテナンス業務、 パソコンの修理・ソフトのインストールやデータ保全
特殊系
話し相手、人生相談
チラシ配り
便利屋に頼めない事は?
便利屋が何でも対応できるといっても、以下のようなケースは殆どの場合断られる可能性が高いので注意しましょう。
ほとんどの便利屋で依頼できない内容
- 専門的過ぎること(対応できる人が在籍してない場合)
- リスクが大きいことや保障が出来ないこと
- 法律に反すること
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便利屋の費用相場、費用例について
便利屋の費用相場は?
ほとんどの便利屋は、作業内容に応じた時間あたりの料金にプラスしてオプションが付く形となっています。
こちらの便利屋では、時間制の料金システムを採用されていて、
お値段は1時間一人3,000円+オプション料金。
具体的な内容と、料金
一般作業(軽作業) | 1時間で3,000円 | +交通費 |
草刈り | 1時間で3,500円 | +交通費 |
買い物代行 | 1時間で3,000円 | +交通費 |
お部屋の掃除・片付け(お客様宅にある道具と洗剤を使用) | 1時間で3,000円 | +交通費 |
家具組み立て・移動 | 1時間で3,000円 | +交通費 |
作業員1人料金になります。
便利屋によっては、引っ越し作業を行ってくれる代行サービスもあります。
本業の引っ越し業者を頼むと、オプション料金がかかり高額になってしまいます。
引っ越しの荷物が少ない場合には、便利屋にお願いして、荷物の運んでもらい、
引っ越し後の旧居の清掃や、不用品の引き取りをお願いすれば、引っ越し業者を頼むより、
料金が抑えられます。
便利屋によっては、水漏れや、鍵の紛失などに対応してくれる、水道工事屋さんや、鍵屋さんのような技術を持った人もいます。
本業の人に頼むと、費用が高額になる事が多いので、便利屋を活用する事も選択肢の一つとして、入れておいてもいいと思います。
オプション料金ってどんなこと?
たとえば、廃棄物処理ならば処理費用や運搬費用がかかってきたり、作業内容によって金額は変化します。
専門の道具が必要な場合は事前準備費として更なる料金が必要になることもあります。
定期的なプラン
便利屋によっては定期的に作業を行うプランも用意されています。
内容的には家屋の管理や清掃がこのケースに当たります。
アパートやマンション等の定期清掃(簡易的)の場合は下記の例のように清掃する戸数によって値段が決まります。
マンション清掃の定期料金の目安
- 4~6戸の場合 3,000円前後(1戸数の単価)
- 7~10戸の場合 4,500円前後(1戸数の単価)
- 11~15戸の場合 6,000円前後(1戸数の単価)
同じ作業でも業者によって料金が異なる場合もあります
料金計算は事業者によって様々です。同じ作業を依頼しても金額に差がでることがあります。
そのため、複数の業者に見積もりを出してもらってから、仕事を頼む業者を選びましょう。
支払い方法はどのようなものがある?
- 作業前の事前振込み
- 現地での現金払い
便利屋の支払い方法としては作業前の事前振込みか現地での現金払いが一般的です。
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便利屋を利用する際の流れ
最後は便利屋を利用する際の流れについて紹介します。
便利屋に仕事を依頼する
地域情報誌や、チラシ、ネットで便利屋を探します。できるだけローコストで済ませたい方は複数の便利屋の料金プランを比べてみたり、相見積もりを取りましょう。
依頼する便利屋を決めたら、電話やメールなどで連絡します。
依頼内容を伝える
依頼内容は極力具体的に伝えることが大切です。
例えばゴミ掃除、草むしりの依頼でも下記3点のような情報がなければ細かい見積もりが出せません。
- 範囲はどのくらいなのか
- どの程度の人員を求めるのか
- 何時間程の作業を希望するのか
予算に応じての要望や、作業する方の性別の希望がある場合は、早い段階で伝えておきましょう。
便利屋が見積もりを出し双方が同意した後、作業前に作業現場を下見することもあります。支払いが前払いの場合、この時点でお金の支払いをします。
作業終了
支払い方法が現金後払いの場合は作業終了時、現地で料金を支払います。
支払いが済めば便利屋とのやり取りは一旦終了です。
作業に不満があった場合は時間が経ってから伝えるのではなく、作業時や作業後に速やかに伝えましょう。
便利屋はどんな人が行っている?
会社として運営せずに個人業として行うならば便利屋を開業する時に届出は必要ありません。
作業によって資格が必要な事もありますが、運営するために必要な資格はありません。
まとめ
便利屋は依頼されれば雑用から体力仕事まで行う何でも屋さんです。
その利用のしやすさから多くの人が利用しています。
多くの便利屋は基本料金があり、オプションを追加したりして料金を加算していく料金体系をしています。
軽作業は1時間(代行等の場合は1業務分の可能性有り)基本5,000円程度、重作業は1時間(もしくは1作業)基本10,000円程度で依頼できることが多いです。
依頼時のポイントは、作業に関する情報を具体的に伝えることです。作業代金にも関係するので、しっかり伝えてトラブルのないようにしましょう。